« 2009年06月 | メイン | 2009年08月 »
2009年07月17日
『夏だ!夏休みだ!外で遊ぼう・・でもね。』
先週末、横須賀にある大学で「第3回スポーツ栄養研究集会」が開催されました。オリンピック選手から幼稚園児まで、幅広く栄養教育を行なったり栄養サポートを行なったり・・・全国の栄養士さん達の活躍を目の当たりにしてきました。とても刺激を受けたので、私も栄養サポートを行ないたいと思って早速、某高校のスポーツクラブの監督さんに直談判!!OKをいただきました。
刺激を受けたら即、行動・・というのも良いですね。
さて、もうすぐ夏休み!水不足・・時間断水か??と心配しましたが、慈雨のお陰で最近は学校のプールも再開しましたね。この暑さですからプールの時間は子供にとって至福の時かも??
連休が明けると夏休み! 夏休みは1ヶ月以上もあるので長期で取り組めることを考えるのも良いですね。例えば、ラジオ体操に参加したり、ゲームで遊ぶことの見直しなど・・・はいかがでしょう?
5月の新聞に東京都の小学校の校医の嘆きとして『朝、ぼんやりとして、授業に集中できない子供が何人かいる・・話を聞くと深夜1時くらいまでゲームをしている・・』という記事がありました。家族が寝静まるのを待ってベットで遊んでいるらしいとのこと・・・。高学年より低学年の方が夢中になる傾向があるらしいです。ゲーム開始年齢が低年齢化しているのですね。
楽しいゲームに夢中になると他のことに目が向きません。折角、学校が休みになっても外で遊ばないで家でゲームをしているなんてもったいない!!
精一杯、外で遊びましょう!と言いたいけれど、なかなか大変な事情もありますよね。
まず考えられるのは、
①遊ぶところがなくなった・・・
②危険が一杯
③熱中症の問題
④ 紫外線の問題と日焼け止めクリームのこと・・
熱中症予防のための水分補給に関しては、前回書きましたので今回は日焼けについてです。
子どもの日焼けはマイナス!ということ・・ご存知でした?
「真っ黒に日焼けした子どもが健康的」と言われたのは、実は昔の話で今は世界保健機関(WHO)も「日焼けは健康への注意信号」と警告しているそうです。
環境省は乳幼児からの紫外線対策を勧めています。小さいころからの紫外線対策が後々の皮膚がんや免疫機能を左右するとのことです。なんだか大変です。
さて、子供が外で遊んでいて日焼けしてしまったら・・・
水や氷で十分に冷やすことが大切です。真っ赤な日焼けは、やけどと同じです。肌表面が炎症を起こしているので、冷やして痛みを和らげること!
肌がピンクになる程度の軽い日焼けの場合は、刺激の少ないローションや化粧品を塗って熱をさましましょう。
ご存知のように1998年母子健康手帳から「日光浴のすすめ」が消えました。
日光浴は昔から抵抗力をつけ健康のためによいとされてきましたね。加えて骨の発育に必要なビタミンD が紫外線をあびることで作られることも根拠のひとつでした。しかし1日に必要なビタミンDをつくるのに夏の正午の太陽ならば2~3分で足りるのだそうです。お勧めの食材はあとで書きますね。
成長期にある子供の肌は刺激に敏感です。紫外線対策は早い方がよいとされています。子供のうちからお母さんが気を配ってあげてくださいね。
さて、お勧め食材ですが、
☆骨の発育のためにビタミンDの多い食事をたっぷりと食べましょう。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨や歯を上部に保つのです。ビタミンDの多い食材はしらす干し、身欠きにしん、シロサケ、白キクラゲなどです。身近なところでは乾燥しいたけなどもいいですよ。
☆紫外線から身体を守るためにビタミンCを豊富に含んだ食材を食べましょう。
イチゴやレモン、オレンジ、キウイなどの果物類はもちろん、赤ピーマンや芽キャベツ、パセリ、ブロッコリーなどの野菜にも多く含まれています。
投稿者 yoshikei : 13:39
2009年07月03日
『梅雨の季節は水分補給に気をつけて』
沖縄県では梅雨明けしたそうです。沖縄県が梅雨明けすると、四国地方は本格的な梅雨に入るのが通年のことらしいです。(知らなかったのですが・・・)
梅雨になると微生物が活発に活動し始めます。先週の金曜日に「鶏肉のクリームシチュー煮」を作りました。自分で言うのもおかしいですが、それは美味しく出来上がりました。でも、そのときに限って家人が全員揃わなくて余ってしまいました。土曜日の夕方に温め直して食べようとお鍋のふたを開けてビックリ!うっすらと白い幕が・・・。ちょっと舐めてみたら酸っぱいような、なんとも言えない味。もったいないと思いながら、すべて捨てました。
環境に悪い・・エコに反してる・・!などの思いよりも先に「そんなに暑くなかったのに。冷蔵庫に入れておけばよかった」との後悔の念。
そうです。梅雨はうっとうしいだけでなく、食べ物を腐られてしまう危険が一杯です。危険といえば梅雨の時期は、気温がそれほど高くないのに熱中症になる危険性が高くなります。
最近、ジュニアスポーツの指導者とお会いする機会に恵まれています。
以前は、水分補給の仕方をお話しすると『へぇ~・・知らなかった。運動ができなくなる!水は飲むな!!と言われ、先輩に隠れて水を飲みながら運動をしていたのに・・』という声が多かったのですが、最近はきちんと水分補給を指導しているとのお返事が返ってきます。また、水以外にもスポーツドリンクを常時飲ませていますとの返事をされるチームもあります。スポーツをする身体には水分が必要だということが指導者の皆さんが実践されていると実感する時です。
スポーツをする子供たちは大人よりも水分が必要になります。何故なら、運動によって上昇した体温は汗によって、冷まされ、結果として体温が下がることになるのですが、子供の場合は大人より基礎体温が高いことと体重あたりの体表面積が大きいからです。
失った水分は補給しなければなりません。補給しなければ血液が凝縮され、血流が悪くなり、筋肉のみならず内臓への負担も大きくなるといわれています。
また、運動中に『のどが渇いたな』と感じた時には、体重あたり3%の水分が体外に出ているといわれています。ということは『のどが渇いた』と感じたから、水分を補給するのでは遅いということなのです。
私たちはのどが渇く前に水分補給をしなければならないのですが、それでは何時飲めばよいのでしょう??
身体が教えてくれる時は遅いとすれば、時間を区切って補給するしかないですね。今の季節のようにとても暑くはないけれど、蒸し暑くて汗がよく出るような時期から水分補給を意識し始めましょう。
まず、運動で失われる水分を運動30分~60分前に飲んでおきましょう。
量はコップ2杯程度です。
運動中は小学低学年生なら15分おきくらいに少しずつ(口を潤す程度)飲みましょう。小学高学年生は20分おき位でも大丈夫だと思います。
大人は20~30分おきでも大丈夫です。でものどが渇いてしまうと「がぶ飲み」をしてしまい、運動に差し支えるので注意しましょうね。
熱中症の症状がでていたらお水ではなくスポーツドリンクでイオンバランス良く水分補給をしないと危険になります。注意しましょう。
投稿者 yoshikei : 17:54
