株式会社フードサポート四国

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2009年04月17日

『ミツバチの異変』

前回の食育日記の書き出しは、「寒いですね・・」でしたが、たった2週間の間に『いやぁ~暑いですね~』に変わりました。
最近は、本当に暑い日が続きましたね。今日は少し春の気温に戻ったようです。

さて、日本の各地で自然界のある生き物の現象で問題が起こっていることをご存知ですか? 減少しているのはセイヨウミツバチです。農水省によると、平成20年夏の調査では前年比14%減とのこと。
ミツバチは女王バチ1匹と1万~数万匹の働きバチなどの群れで「1群」と数えるそうですが、19年は3万8592群だったのが、20年には3万3220群に減ったとのこと。その影響もあって、ミツバチの売買価格やレンタル料金が急速に値上がり…ミツバチのレンタルなんて始めて聞きました。イチゴやメロンなど、果実を育てるには、花粉をオシベからメシベに受粉させる必要があり、その大切な役割を果たしていたのが、日本に生息しているニホンミツバチやそのほかの虫達。しかし、それだけでは足りないため、多くの農家が飼育に適した別種のセイヨウミツバチを購入したり、レンタルしたりして、利用しているそうです。その大切なミツバチが激減しているので人の手で受粉作業をする農家も増え、栽培コストは上がるばかりです。
ナスやカボチャなど野菜栽培でも受粉に使われるため、ミツバチ不足の悩みは深刻で、東京都世田谷区では今年3月、ミツバチが巣箱ごと盗まれる事件まで発生したそうです。ミツバチ激減の原因を農水省は「寄生ダニや農薬で大量に死んだからではないか」と推測しているそうです。実際にミツバチが大量死する例もあり、大量の幼虫が死ぬ腐蛆(ふそ)病など伝染病の可能性も指摘されています。
あの、アインシュタインが「もしハチが地球上からいなくなると、人間は4年以上は生きられない。ハチがいなくなると、受粉ができなくなり、そして植物がいなくなり、そして人間がいなくなる」と予言したとの話まででていますが、本当にアインシュタインがそのようなことを予言したのかどうか、真偽の程はわかっていません。しかし、あんなに小さなミツバチの果たしている役目が大きいことがわかりました。自然界は素晴らしいですね。その自然界のルールを人間が勝手に変えてしまったことの警告と受け止めて大切な自然を守り感謝しないといけないですね。
話しは変わりますが、地域でできた農作物を食べて生きることが一番身体にフィットするのだと言う考え方が、『地産地消』や『スローフード』の基本的な考え方です。
学校給食で地域の特産品を使う割合を今後増やそうと考える市町村が全体の62%に上っていることが、文部科学省が実施したアンケート調査で分かったとの新聞記事を見つけました。地場産品を食育に生かす動きが広がっているためですが、一方で十分な量を確保できないなど課題も残っているそうです。私達が地域でできた美味しい農産物を学校に通う子供達の学校給食に取り入れてもらいたいと思っても、全市共通の献立であれば賄いきれない量になるのです。また、調理時間が短いために下準備の大変な野菜などは使えないとの声も聞こえます。しかし、確実に学校給食に変化が起こっているのです。
①大量の野菜を一度に確保できない、②野菜を下準備する時間が足りない・・などの理由から『いいとわかっているが・・・』の状況だった学校給食に変化が起こっていることを素晴らしいことだと思いました。また、週3回実施の米飯給食を週4回に増やそうとする活動が起こっていることに対しても変化していると実感しています。
ミツバチの異変から自然界の恩恵を再認識し、私達は自分のできることをきちんと行っていくことが大切だと痛感しています。また、おかしいことはおかしいと声をあげていけば、「できない!」と言われていたことも変わっていくのですね。食育活動も同様に大切なことは大切と、声をあげていこうと思います。
住んでいる地球に感謝して、共に地球に生息している植物や昆虫といつまでも暮らしていける環境を守っていきましょう。

投稿者 yoshikei : 14:32

2009年04月05日

『春の訪れ』

桜の開花宣言が発表されてから、松山は寒いですね。
普段は開花宣言の1週間後くらいに桜は満開になるそうですが、未だに5分咲きくらいです。毎年のことですが、桜は私達の心を惑わします。例えば「桜は咲いたのかしら?」から始まって「今は5分咲きですね」・・・「もうすぐ満開ですね」・・・「桜が散り始めましたね」・・・等など、桜の咲き方で話が盛り上がり、雨など降ったら桜は大丈夫かしら??と心配になったりします。
例年より早く咲いた今年の桜は、4月の入学式を見守るためにゆっくりと満開の時期を延ばしてくれているのかもしれませんね。

さて、3月は別れの時期であったり旅立ちの時であったりしますね。旅立つ若い人へのはなむけの言葉に添えて粋なプレゼントを贈った大学があります。
記憶に新しいことですが、昨年のノーベル物理学賞を受賞された益川敏英教授は現在、京都産業大学にお勤めです。その京都産業大学がとても素敵なプレゼントを全学生に贈ったのです。それは、益川教授のノーベル物理学賞受賞を記念し、約1万2000人にのぼる今年度の卒業生と在学生全員(大学院生を含む)に、ノーベル賞の金メダルをかたどった「ノーベルチョコレート」を贈りました。「ノーベルチョコレート」は昨年12月の授賞式の際、益川教授がお土産に600個をまとめ買いして話題になったものです。ノーベル賞創始者のアルフレッド・ノーベルの横顔が描かれ、金色の紙で包装されているチョコレートです。京産大はノーベル博物館より1万6000個を取り寄せ、21、22日の卒業式と26、27日の在学生向けガイダンスの際、坂井東洋男学長のメッセージ入りの赤い小箱に入れて贈ったそうです。
チョコレートを贈ろうと決めた大学って素敵ですね。何故なら、春にチョコレートを贈る習慣があるのです。
 キリスト教のお祝いにイースター(復活祭)があります。イエス・キリストの復活を祝うこのお祭は、クリスマスに次いでキリスト教圏では大きな祝日となっていますが、その起源はそれよりももっと古く、一般に春を迎えるお祭りとして様々な地方で行われていたものだそうです。その、復活祭に欠かせないのが、イースター・エッグです。卵の殻に鮮やかなペインティングをして、美しく包装したゆで卵を出す習慣があるそうです。この習慣のいわれは卵からヒナが生まれることを、イエスの復活に結びつけたものといわれていますが、起源はもっと古いとのことですから、長い冬が終わり草木が新たに芽吹く、春の喜び、生命力を表しているとも言われています。
ヨーロッパ各国でイースターのお祝いは卵型のチョコレートを贈るというしゅうかんがあるそうですが、フランスの家庭では子供たちのために大人が庭に卵のチョコレートを隠し、子供がこれを探して遊ぶ、という伝統的なパックのゲームをするそうです。
イースターのお祝いが過ぎた頃から、春の気配が感じられる気候になって来るそうです。
私達の桜と同じように、春の訪れを世界中の人が喜ぶのですね。
その喜びは、チョコレートと一緒に子供達の記憶に心地よいものとして残るのです。チョコレートにしても、花見弁当にしても、心地よい記憶とともに残る事が素晴らしいことですね。
食育は、頭で行なうことではありません。楽しい記憶とともに身体が覚えることだと思います。
新年度のスタートで思うことは、これからの食育活動は楽しみながら、心地よさと共に、大切なことを大切だと素直に思うことができる活動を目指していきたいと思います。
環境問題や食の安全性の問題など、心地よく思えないことが多い現代ですが、それでもきっと春はやってくると信じ、春を感じる気持ちは絶やさないようにしたいですね。

投稿者 yoshikei : 22:27

 

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