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2008年09月19日
『脳の働きと食育 ①』
一日ごとに秋らしい落ち着きを取り戻しつつある今日この頃です。お日様の熱い視線から解放されると、なんだか急にいろんなことにやる気がわいてくるような気さえしますね。
さて、昨日は敬老の日でした。
高齢者=シルバー世代といわれていましたが、最近『シルバーではありません!プラチナ世代です。』と教えていただきました。
確かに!貴重な体験や年の功を考えると、プラチナ世代ですよね。
敬老の日にあわせて、人口10万人当たりの100歳以上の数の県別ランク表が公表されていました。
ベスト5は
(1)沖縄 61.03 (2)島根 58.82
(3)高知 54.09 (4)熊本 47.26
(5)鹿児島 46.99 でした。
愛媛県は8位で45.18 とのことです。
100歳以上の割合が高い「長寿県」の1位は、36年連続で沖縄県。
沖縄は65歳以上の割合は全国最低で、「高齢者は少ないのに長寿が多い特異な地域」(厚労省老健局)だそうです。
上位10県はすべて中国、四国、九州に集中し、最下位は19年連続で埼玉県でした。
長寿には地域性や気候が関係するのでしょうか?地域性や気候というと地産地消を思い出します。地域で収穫できる季節の食べ物を大切にすると私達の身体は元気になるということなのでしょう。
食欲の秋もいよいよ本番。夏に消耗した栄養を効率よく補って、体調をしっかりと整えたいですね。
さて、今回と次回の2回にわたり、脳の働きと食育について考えたいと思います。
「脳の働き」を考える時、脳は勘違いすることがあるらしい・・というショッキングな事実があることをご存知ですか?
私達は普段生活している中で『光があるところには必ず影ができる、影の中のものは暗く見える』という経験をしています。その経験は脳に記憶として組み込まれているので、たとえ同じ明るさのものでも光の当たるところにあるものは明るく見え、影にあるものは暗く見えると勘違いしてしまうことがあるそうです。この現象を色の錯視・錯覚と呼ぶそうです。
色のことくらいであれば「へぇ~」で良いですが人生の大事な局面で選択する時に起こるかも??と考えると大変です。
選択の道が2つあるとします。どちらを選ぶか・・と考える時には間違いなく自分の今までの経験、見ているもの、聞いているもの、感じているものなどを信じて、自分を信じて決めているはずですね。
食育も同じなのです。
選食をするときにはいろいろの経験から選んでいるのです。ですから、幼い子供に『今日の晩御飯は何が食べたい?』と聞くと自分の少ない経験から「ハンバーグ!スパゲティ!」と答えるのです。
子供に頼まれたから・・、子供が好きだから・・と子供の注文を聞いていると子供は自分の経験を重ねることができないまま食事をすることになります。
すると、大きくなっても食の経験が未熟なので選ぶ範囲の狭い人間になってしまう可能性が生じてきます。
せめて、高校生になるくらいまで晩御飯の主導権は親が握ることがよいのではないでしょうか?
また、睡眠と学力を考える時、脳の働きを一層強く理解できます。
私達が夜寝ている間に、脳は仕事や学習の復習をしているらしいのです。脳は寝ている間に休んでいるだけではないのですね。
その大切な睡眠時間が少ないとどうなるのでしょう?結果として、翌朝起きたときに、前日にやったことを忘れている量が増えるのだそうです。
睡眠時間を削って努力するほど悲しいことはないのですね。今の知識から考えると7時間は寝る子供でなければ学力はきちんと上がらないだろうという学者もいらっしゃいます。「早寝、早起き、朝ごはん」を考えるとポイントは早起きです。
早起きすると、学校に行くまでに動くからお腹が空きます。それでご飯を食べることになりますね。また、朝早く起きているので夜は早く眠くなります。知らず知らずに早寝になります。
2学期も始まり、今頃から身体に疲れが出始める頃です。脳の働きも考えて今日から早起きをすすめるようにしましょう。早起きして朝ごはんを食べてから元気に登校できるような子供が増えると、元気に長生きできる大人になるように思います。
次回は「脳の働きと食育②」で朝ごはんと前頭前野を活性化する親子料理について考えたいと思います。
投稿者 yoshikei : 2008年09月19日 15:28
