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2008年08月15日

『オリンピックから見る、スポーツ栄養』

北京オリンピックが開催され、日本選手が本当に頑張っていますね。
最近、涙もろくなったのかもしれませんが、テレビでオリンピックの実況を見ているだけで涙が出てしまうのです。
『この選手が、ここに立っているのは周りの人たちの支えがあるからだろうなあ~』と思ってホロリ。スポーツは勝敗が必ずありますから、かって選手の喜びに触れ、感動してホロリ。負けた選手の背中を見てホロリ・・・。
我が家では、今はテレビとティッシュペーパーがセットになっています。

さて、オリンピックで輝いている選手のサポートに徹している監督やコーチ、トレーナーの方々と一緒に、最近は栄養士が帯同することが多くなりました。
前回も少し触れましたが、今回は日本でアスリートをサポートするための施設である『国立スポーツ科学センター』の取り組みをご紹介したいと思います。
国立スポーツ科学センターは東京にあり、4つの部(スポーツ科学研究部・スポーツ医学研究部・スポーツ情報研究部・運営部)により構成されています。
その中でスポーツ栄養を専門に取り扱っている部はスポーツ医学研究部です。
そこでは、競技者に対する栄養指導・栄養教育を行うとともに、JISSレストランで食事管理および栄養情報の提供を行っているそうです。
例えば、2大会連続金メダルの北島康介さんのお気に入りメニューは、うなとろぶっかけ麺・ハンバーグの目玉焼き添え・小松菜の磯和えなどだそうです。
北島さんのコメントを引用してみます。
 『ハードな練習をこなすためにはどうしても食事のカロリー量を多くしなければならないのですが、海外の食事だと口に合わないときもあって、十分な量を求められるのはつらいです。ですから、海外での合宿にはご飯やレトルト食品など、日本の味を現地に持っていって食事の量を確保しています。
好き嫌いはほとんどないんです。ただ、モサモサした食感は苦手かな。
食事は、好きなものを好きなときに、またおいしくてたくさん量がとれるものを食べるようにしています。
試合や練習の中で色々なストレスがあるから、食べることに関してはできるだけストレスをかけないようにしています。やっぱり、日本で食事しているときが、味も雰囲気も一番リラックスできますね。』
『ハンバーグとかカレーといったシンプルなメニューが好きですね。外食に行って、凝った料理を食べる機会が多いので、逆にシンプルなメニューを食べたくなります。ちなみに、実家が肉屋なので家の食事には肉がよく出ましたが、ハンバーグはあまり出なかったなぁ・・・肉が出るときは焼肉が多かったですね。副菜の中では、「小松菜の磯和え」が好きです。野菜のおひたしが好きなので、小鉢のものは必ず食べています。基本的に日本食を好んで食べますよ。』

北島康介さんのように世界のトップアスリートでも、特別なものを食べているわけではないのですね。
スポーツをする人はしない人に比べて、エネルギー量をたくさん食べないといけないことは事実ですが、大切なことは北島さんも言われているように、主食・主菜・副菜をきちんと取ることのようです。
基本的に・・・(1)主食、(2)主菜(たんぱく質源のおかず)、(3)副菜(野菜類・いも類・海藻類のおかず)、(4)牛乳・乳製品、(5)果物、というのがスポーツをする人のための食事バランスといえるでしょう。
大切なことは、毎食、きちんと(1)~(5)をそろえるように努力することです。ごはんの量や主菜、副菜の品数については、スポーツの特性を考えて食べればよいですね。ただ、「食べることもトレーニングの一環」と考えて、運動後の食事には特に気を配るようにしたいですね。

北京オリンピック、最初の金メダリスト内柴正人選手の言葉ですが「オリンピックは強い選手が勝つのではない。勝った選手が強いんです」・・・う~ん。
含蓄ある言葉ですね。確かにそうですね。

あと、数日はオリンピックで素晴らしい試合を見ることができます。
しばらくは、オリンピックに酔いしれてテレビの前で応援しようと思います。

ということで、今回はアスリートの食事でした。次回は体調管理の大切さについてまとめたいと思います。

投稿者 yoshikei : 03:58

 

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