株式会社フードサポート四国

楽しい食卓、明るい家庭 あなたのご自宅へ新鮮な食材をお届けします。

« 2008年04月 | メイン | 2008年06月 »

2008年05月19日

『スポーツ食育について』

新緑の季節になりました。1年で今が一番素敵な季節ですね。
窓から入ってくる心地よい風は確実に季節の変化を運んできてくれます。
たとえガソリンが高騰しても、世の中がどのように変化しようとも自然は変わらない・・・と思っていましたが、最近のアジアの災害を見ると地球全体がどうしてしまったのだろう???と不安になります。

毎朝、ニュースを見るたびに増えていく中国の四川地震の被害やミャンマーのハリケーンの被害、たくさんの被災者・死傷者の姿・・・我が子の遺体の前から離れようとしない母親の姿など、胸が張り裂けそうになります。
このような時は、浮き足立つことなく私たちにできることを真摯に実行していくことが大切なのだと思います。
最近読んだ話題の本で水野敬也さんの「夢をかなえるゾウ」の中にも、まずは「募金をしよう」という課題がありました。
まずは、自分の身近なことで、できることから実行すると幸せの種まきができるということなのでしょう。
大切なことは、心で思うことではなく思ったことを実行していくことなのです。
天変地異が起こり、物価が高騰し先行きがとても不安なこの時代に、まずは身近にできることを実行していくことが大切と伝えてくれる本がベストセラーになるのは世相の反映ではないかと思います。

さて、前回お伝えしたように今回は「スポーツ食育」についてお伝えしたいと思います。
「スポーツ食育」という言葉を始めて知った方もいらっしゃるかもしれませんね。
食育は「知育」「体育」「徳育」の基盤となるものである・・という考えに基づいて、現在の食育推進活動が行われているのですが、今の日本の社会問題として、偏った栄養摂取や食生活の乱れがあげられます。
そのような環境の中で、成長期にある子供にとっては「食育活動」が果たす役割はとても大きいと思うのです。しかし、食育活動が単なるブームで終わってしまったり、単発のイベントであったりすると残念ながら子どもにとっての食育効果はあまり期待できないです。何故なら、「食育」は日常生活に密着しているものであり、継続的に繰り返し行われることによって効果が期待できるからです。
そこで、「食育」と「体育」を分離した形で行うのではなく、両者を相互に結びつけた形で「スポーツ食育」という分野が注目されています。
「体育」を考えてみましょう。元々、子供たちにとってのスポーツとは何だったのでしょう?
元々は仲間と身体を動かして遊ぶことを楽しみ、楽しく遊ぶ為にルールを作り、それが競技性のスポーツという形をとったものですね。
だから、昔のように外遊びをしっかりできた時代の子供はルールを重んじることができたり、社会性が培われたのですね。しかし現在はどうでしょう?子供は仲間と思う存分、外遊びができる環境つくりがありません。そこで、スポーツが子供の日々の生活に組み込まれることで、仲間作りや社会のルールを学ぶ機会が得られるなど、好ましい環境が整うと言えますね。
同じように「食育」もただ知識として食べ方を教えたりするのでなく、生活の中で行われているスポーツと結びつけたものになるとより現実化し実行しやすいものとなるという考え方が「スポーツ食育」の考えです。
もう少し具体的に言うと、「生活習慣病予防のための食育」といっても漠然としすぎていて実感が伴いませんね。しかし、スポーツをしている子供の保護者に「良好なコンディション維持」や「スポーツ力向上」の為の食育を考えましょう!とお話しすると、食事の大切さをよく理解していただけるということなのです。
大切なことは、理解することではなく、どのように実行するかということなのです。これは、『夢をかなえるゾウ』と一緒ですね。
机上で学ぶことの多い栄養指導や食育は「楽しいから続けたい」「もっと学びたい」と思われるケースは少ないみたいです。例えば、その場では理解したような気分になりますが、すぐに忘れてしまうことが多いようです。
その点、「スポーツ食育」のように「食と運動」を同時に結びつけ、体験したことは忘れにくいものになります。そのような実践型のスポーツ食育をどんどん推進していきたいところですが、現在は効果的なスポーツ食育のプログラムを確立しようとする作業をしている段階とのことです。
しかし、今すぐにでも私たちにできること・・・小さいことからでも始めていくことが実践型の食育につながると思います。身近なところから実践型食育を推進していきましょう。

次回は、スポーツをする子供の体力と食事の関係をお伝えしょうと思います。

投稿者 yoshikei : 12:54

2008年05月01日

『人間らしさ&食育活動』

大型連休、最中です。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
普段できないので家族と一緒に過ごすなんていいですね。
身体を動かして少し汗をかいてみるのもいいですね。
でも、気持ち良いといって帽子もかぶらずに外出するのは要注意です。
今の時期は紫外線も強くなってきますし、熱中症も多く発症する時期になります。健康管理を怠らず家族で楽しく残りの連休を楽しみましょう!
この連休をきっかけに気になってきたおへそまわりを減らすための運動をするのもいいですね。

おなかの周りはメジャーで測ることができます。体重も体重計で量ることができますね。時間は時計があります。それでは味はどのようにしてはかるのでしょう?
最近読んだ雑誌に次のような記事がありました。
今から20年前に『味を量る』と言う概念が提案され、現在『味確認装置』なるものが販売されているそうです。現在はお米、日本酒、焼酎、だし、牛乳など数多くの食品の味が味覚センサーで視覚化されているのです。
味は主観のものであったのは昔のことになりつつあります。
味覚センサーは味を客観的に評価、数値化、可視化できるのです。
《するとどうなるのでしょう?・・・》
多分、食品の味の保証に使われることになるでしょう。現在は食の安心と安全の確保が大切!となっています。将来的にその後に、食品の味と品質をチェックする目的で味覚センサーが使われるようになるでしょう。
伝統の味、お袋の味、秘伝の味を時間と空間を越えて伝えることも可能になるかも知れませんね。
まだまだ先のことかもしれませんが、何でも目で確認できるようになると、人間の人間らしい部分(あいまいさ・ファジィーさ)がどんどんなくなり、感性が鈍ってきそうです。味の世界だけはそのようなことがないと思っていましたが、そうでもないらしいですね。
五月の清々しい空気を感じたときに、全て数値化されたらどうでしょう。
気持ちよいくらいに身体を動かした時に、動いた効果を数値化されたらいかがでしょう?ちょっと違和感を感じるのは私だけでしょうか?
せめて、食育の分野は数値で置き換えたくないですね。

さて、新学期が始まって約1ヶ月。
学校に通っている子供の生活リズムとして、朝6時ごろ起床。7時ごろ朝食。
8時過ぎから、12時過ぎまで授業を受け、給食となります。午後の授業が終了すると帰宅し、間食を食べて午後7時ごろ夕食。午後10時ごろ就寝というパターンが考えられますね。

「早寝・早起き・朝ごはん」運動が浸透し、10年位の間は小学生の朝食欠食率が年々増加していましたが、平成17年度は朝食欠食率に歯止めがかかったそうです。食育活動を通じて朝食の大切さを訴え続けてきた成果ですね。
しかし、睡眠時間が8時間に満たない小学生が20%強という割合でいるのが現状や、週に2日以上夜食を食べる児童が50%を超えているという事実は、子供の生活リズムが夜型になっていることを示唆し、朝食欠食につながっていることは容易に想像できることです。

偏った栄養摂取、朝食欠食など、子供の食生活の乱れや肥満傾向の増加などを考えると、「食育」が果たす役割は重要ですね。
ここで忘れてはいけないことに、子供だけでなく大人に関しても『食育活動は単発で終わることではない』ということです。
生活習慣病の改善が継続的な支援のもとで行われることを考えても、『食育』という食の教育は『日常生活に溶け込み、継続的に行われて初めて成果が出る』ものだと思います。
「ローマは一日にして成らず」と同じように、食育はイベントではありません。
「食育は一日にして成らず」ですね。

主観的なことが客観的数値に置き換わる時代が来ても、食べる大切さや楽しさは変わりません。
これからも一緒に食育を通じて継続可能な活動を進めてまいりましょう!
次回は「スポーツ教育」についてお話したいと思います。

投稿者 yoshikei : 11:07

 

Copyright (C) 2007 フードサポート四国 All Rights Reserved.

ホーム 株式会社フードサポート四国