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2008年04月15日

『春のスタート&想像力』

今年のお花見は楽しめましたか?
沢山の人を楽しませてくれた桜は葉桜となって、これからは新緑を楽しませてくれます。本当に自然に囲まれて暮らすって良いですね。

さて、生活がガラリと変わるこのシーズン。朝の慌しさから、朝食を抜いてしまう人も多いと思いますが、実はダイエットをしたいと思っている人にとって、朝食は必須だったという調査結果が出ました!
当たり前の結果と言えば当たり前なのですが、数字で結果が出ると、ちょっとドキッとしますよね。アメリカ・ミネソタ大学の行った研究で、2216人の若者を対象に、14歳前後時から約5年間の追跡調査を行った結果、普段から朝食を食べる人と朝食を食べない人には、大きな違いがありました。
朝食を食べない人は食べる人に比べて体重が平均2.3kgも多いことが判明したそうです。
食べていないのに何故?・・・実は食事量が少ないと、体全体が飢餓感を感じて、同じ量のエネルギーを摂取しても皮下脂肪にして蓄えてしまうシステムが原因のひとつと言われているそうです。朝食を抜くというと、朝からお昼までなにも食べないイメージですが、実際は前日の夕食から翌日のお昼までなにも食べていないということです。半日以上の約15時間も何も食べなかったら、体も「脂肪を蓄えなきゃ!」と焦っても仕方のないことかもしれませんね。
また、朝食を食べている人の方が、食べていない人より、エネルギー総量(カロリー総量)、炭水化物、繊維質の摂取量が多く、飽和脂肪酸の摂取量が少ないという結果が出ました。エネルギーの総量が多くても栄養素をバランスよく摂っていれば、やせやすい体になるという証明ではないでしょうか。
今の時代「朝食を食べる」って意外と難しいことですよね。それが実行できるということは、ダイエットや健康についてきちんと意識しているという、一番確実な証拠なのかもしれませんね。
今の季節は子供を育ててよかった!という実感できる季節ですよね。子供も新しい生活に順応しようと頑張っていることがわかります。
新スタートを元気に切ってもらうためにも、日頃からの食習慣が大切ですね。

また、この時期は『新』という言葉がぴったりの季節です。
『新』という響きは良いですね。胸躍るような気分になります。
しかし、2008年の春は『胸躍る・・』とは少し違う気配がします。
《値上げの春》・・庶民の生活を直撃です。
この4月、政府が製粉会社に売り渡す小麦の価格が30%も引き上げられたそうです。全国で有名な宇都宮市の餃子店では、油、ガス、また小麦粉の値上げで11年ぶりに値上げを余儀なくされ6個170円が210円になるそうです。
しかし、小麦価格上昇の問題は国内だけの問題ではありません。
小麦の国際相場はこの1年でほぼ倍になり、最も深刻な打撃を受けているのは、飽食の先進国ではなく、途上国です。
78カ国・7300万人への食糧支援を予定する国連の世界食糧計画(WFP)は、穀物と輸送費の上昇で5億ドル(約500億円)の資金が足りなくなってしまい、このままだと、援助の量か人数を減らさざるを得なくなるという大変な状況に陥っています。
ジョゼット・シーラン事務局長はイギリスの経済紙に「途上国では1日3食を1食にする動きがある」「インドネシア、イエメン、メキシコなど、かつて問題がなかった国までも差し迫った状況だ」と窮地を訴えたそうです。

小麦の価格が上がれば、私たちは、満腹感に浸れなかったり、財布が軽くなり、なんとなく寂しく感じることがあると思いますが、途上国では同じ理由で、飢餓や命の危険に直面し、テロや紛争の火種が生まれる危険性をはらんでいます。飽食の先進国と飢餓の途上国の落差をどう埋めればいいのか、食べ物は本当に足りないのか。身近な値上げにため息をつくだけでなく、遠くの飢えに思いをはせる機会にしたいです。

一方、何度も書いたことがありますが、国内自給率の問題。
北海道の195%を筆頭に100%を越えたのは青森、岩手など1道4県のみ、東京1%大阪2%神奈川3%だそうです。
東京都知事(石原新太郎知事)は『東京は日本の頭脳、心臓部』と言われたそうです。だから他の県から食べ物を買えば問題ないということでしょうか?
これからも、ずっと大丈夫と言い切れるのでしょうか?
現実問題として、東京や大阪に自給率を高めましょう!と言っても難しいと思いますが、『食べる側』の論理だけでなく『作る側』の背中や手足の痛み、疲れを思いやる心が必要ですね。
今年の7月に大阪名物「くいだおれ」が閉店するそうです。『食べていれば、それだけでハッピー!』という時代ではなくなってきた・・・ということですね。
2008年春、私たちは想像力が必要とされています。

投稿者 yoshikei : 2008年04月15日 10:51

 

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